前回の歯科矯正の帰りは、心配された天候も割と良かったので、久しぶりに雫石町~田沢湖経由で帰ることにしました(結果的に、大覚峠~阿仁比立内の辺りでモタモタと降り積もる雪に逢ってしまったのですが)。
先日の乳頭温泉へ行った際にも国道46号線沿いに気になるお店を幾つか見つけていました。
しかし、何よりもこの辺に来たらコレだよなぁということで、今月は【仙岩峠の茶屋】さんでお昼ご飯にしました。
季節は冬ですが、入り口にはソフトクリームが普通に鎮座しています。
以前に寄った時は、テイクアウトでおでんをいただいて車で食べましたが、今回は店内でしっかりお昼ご飯を食べることにしました。
道路を挟んで対面には観音様?か、峠の茶屋を見守るかのように像が一体立っています。
座席・メニュー
食券を買って…とはいうものの、取り敢えずは席を決めて座ってからレジに向かう作法のようでした。
記念撮影コーナーも。ホンの2年前なんでしょうが、最早”令和おじさん”も懐かしいレベルになってしまいました。
後は、熊肉の缶詰やクニマス繋がりで”さかなくん”の色紙も飾られていたりと、店内を眺めてみると面白いものが色々見つかります。
名物のイチオシはおでん・山菜そばとのことです。ただ個人的には今回のお目当てのメニューは違っていたのです・・・
実食
名物;甘口おでん
1人前600円(税込)。
ちくわ・さつま揚げ・玉子・こんにゃく・大根・結び昆布で1セットですが、1個100円でバラでも注文できます。2人でシェアして食べました。
人気の秘密は、先代から受け継ぐ昔ながらの作り方で作っている”甘口つゆ”。どっしりした濃厚な風味のつゆで、おでん定食もあるように、白いごはんと一緒に食べたくなる味です。
個人的なおすすめNo,1の大根は、もちろん箸で切れる柔らかさで、中まで味がしっかり染み込んでいます。これだけを食べ続けても良いくらいです。
しょっつるラーメン
750円(税込)。
名物の山菜そばを蹴ってオーダーしたのがこちらのメニュー。以前、何かの雑誌で目にしていたのを覚えていた次第です。
具材は昔ながらの中華そば風で、刻みネギ・焼きのり・メンマ・チャーシュー・かまぼこ、そして”お麩”が入っているのにどうにも懐かしさを覚えます。
スープが思った以上の透明度でびっくりしました。
しょっつる自体が魚の旨味を含んでいるので、余計なダシだったり調味料が要らないのかもしれませんね。ただ、しょっつる=ハタハタのイメージがどうしても強いですが、県南地域ではイワナでも作るので、原料の魚までは私には分かりませんでした…。
スッキリ・あっさりした塩ラーメンに近い味わいで、味が染み染みのおでんと一緒に食べるとお互いの美味しさが引き立つような気がしました。
次男はカツ丼をオーダー。900円(税込)。
次男は麺類をあまり食べなくなったのが、入るお店を考える時に少し困りものになりました。
思ったより色が濃くなく、割とアッサリめな味わに感じました。ボリューム感は凄いですが、その分飽きずに最後まで完食できていましたね。
まとめ
仙北市田沢湖町の【仙岩峠の茶屋】でお昼ご飯を食べてきました。
- 1人当たり予算:600~1,200円
- 名物のおでんのクオリティーは流石でした!
- 昭和の良き時代を感じられる雰囲気とメニュー
先代社長が亡くなって一度は閉店しましたが、復活を遂げて下さいました。更には2019年1月には、「お客様に歩み寄りたい」と大曲にも支店を出して、街中でも名物のおでんが味わえるようになりました。
また、店内に掲示されていたのですが、今冬は水曜・日曜にはビフレ東通店(秋田市)さんにも出店(11:00~18:00 または 完売まで)されるようで、キッチンカーも製作中とのことです。こちらにも期待ですね。
営業情報・アクセス
●営業時間;
8:45~17:00
●定休日;
水曜日
●電話番号;
0187-43-1803
●住所;
〒014-1201 秋田県仙北市田沢湖生保内近藤沢13−1
駐車場;20台程度
*北秋田市鷹巣の中心部からは、夏季で約2時間程度。国道105号線~国道46号経由。
●ウェブサイト;
●支払い;
現金・Paypay
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