秋田見聞録とは?
【北秋田市子ども会育成連合会】が主催する、秋田の伝統や行事を見学する企画です。2018年より始まりまして、私も参加してきましたので、様子を紹介します。
子ども会育成連合会は、旧4町・各地区毎にある子ども会をまとめ、連携することでより活性化した活動を進める意図で平成21年に設立されたものです。
こんなプリントが1月中旬~下旬に小学校から届くので、参加者を記入してFAXや郵送で返答します。
今回は、北秋田市全体で15家族限定なので、中々狭き門と言えるかもしれません。実際の倍率はわかりませんけど…
ありがたい点がたくさん!
冬は寒いし、雪もあるので子供たちも家に閉じこもりがち…近くで遊べる場所もあまりないため、どこかに連れ出したいものの、路面状況や目的地によっては、冬の運転も辛いところです。
その点、大人2,000円・子供1,000円という料金で、以下の費用・労力が賄えると思うとかなりお得だと思います。
- バス移動 …ガソリン代・高速代・運転の疲労
- 一食 …その土地の名物料理を堪能
- 観光 …体験・ちょっとしたお土産を含む
ただ、コースに含まれる以外の内容は当然実費になります。お土産とかお祭りの出店の食べ物・飲み物が該当します。
昨年の場合:冬の十和田湖を堪能
北秋田市ふれあいプラザコムコムにて集合。大型バスに揺られて、まずは行程のほぼ真ん中、鹿角市道の駅【あんとらあ】にて休憩と手作り体験を行いました。
道の駅:あんとらあで手作り体験
ここでは、きりたんぽ・南部せんべい・しそ巻き大根・木工細工の手作り体験ができます。特にきりたんぽ造りは非常に人気で、この時も後に台湾からの旅行者のスケジュールが入っているようでした。
お店の方が丁寧に教えて下さるので、初めてでもこんな感じで作れます。
秋田なのになんで南部せんべい?と思われる方も居るでしょうが、鹿角市のあたりは元々南部藩のエリアで、今でもその文化がかなり残っている土地柄です。
右側がしそ巻き大根です。大根の味噌漬けをしその漬物でクルクルっと巻いて造ります。結構しょっぱそうな見た目ですが、舌に感じる塩辛さはそれほどでもないです。
お酒のおつまみにも、お茶請けにも何にでも合うと思いました。スーパーの漬物売場でも買うことができます。
作ったものはお土産として持たしてくれましたし、しそ巻き大根の隣のリンゴチップスもツアーのお土産だったりします。
十和田湖到着
鷹巣から約2時間・つづら折りの道路を走り、十和田湖に到着しました。
幸い天気は良かったのですが、風がとにかく強い日で、寒かったです。もし、参加希望が通った際には、防寒対策は必須です。バスに荷物を置いておけるので、万が一のために重ね着できる衣類は持っておくと良さそうです。
食事:十和田バラ焼き定食(たかさご屋)
たかさご屋というお土産屋さんがありますが、2階はレストランになっています。昼食はここで十和田バラ焼き定食を頂きました。
一人用の鍋で、牛バラ肉が蒸し焼きにされていくのを見ながらの食事になります。
お肉も大変美味しかったですが、下の漬物3種類の味が非常に美味でした。ご飯が進み過ぎてお代わりが欲しくなってしまいました。
(十和田湖畔のお店は、結構閉まっていました。ご利用の際は事前確認されるのが良いでしょう。
十和田湖冬物語へ
昼食を取り、お土産を買ったら、皆で十和田冬物語の会場へ向かいました。十和田湖湖畔で行われている冬まつりで、雪像・グルメ・各種アトラクション・雪遊びを楽しむことができます。
昼も楽しいですが、大人の楽しみとしてはやはり夜が本命かもしれません。
ライトアップ有り、雪蔵で楽しむのバー有りと、一度来てみたいなと思っています。近くのホテル宿泊は必須になりますが…大分潰れてしまっているので、宿の確保はちょっと大変そうです。
冬物語ギャラリ―① 雪像
精巧な雪像ですが、雪が降る土地柄なので、維持管理が大変そうでした。この時は一旦ドカッと降った後だったので、埋もれている雪像もあり、掘り出している最中でした。
冬物語ギャラリー② かまくらの中には
こういうかまくらが何個かあり、木造の簡単なドアがつけられている雪洞では夜にお酒が飲めるBarが開店する様でした。
冬物語ギャラリー③ アトラクション
本当は馬ぞり体験もありました。ただ、寒すぎたか雪が降り過ぎたかで、残念ながらこの日は中止でした。とっても残念。
飲食店も充実!
子供たちは寒さに強いので大丈夫ですが、そり遊びの最中、大人は厳しい。
そういう時は、出店もこんな感じでプレハブタイプですので、中で待っているのが吉ですね。更に、コタツまで付いているお店もあるので、冷えすぎた体もすぐに温まります。
メニューも各店、本当に豊富で何を食べるか迷っちゃうくらいです。
…と言ったコースを1日堪能して、バスに揺られてゆっくり帰る。これが大人2,000円・子供1,000円となるとかなりのお得感があります。
このような、街の子ども会と様々な団体が連携した企画が季節ごとにあるので、上手く使うと近場でレジャーを楽しむことができます。家族で出かけたいけど…という方、こんなお知らせを上手く活用してみて下さい。
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