先日、市内の一斉クリーンアップに合わせて、町内の子供会で廃品回収を行いました。
朝早くからの動き出しになるので、休日の子供たちにとってはちょっと辛いかもしれませんが、皆元気に新聞紙や雑誌、段ボールなど、町内の家々の前に置かれた廃品を回収を行っていました。
今住んでいる町内は、基本的に子供を乗せつつ自家用車で流して回収していきます。比較的範囲が広く、世帯数も多い方なので、効率的に行おうと思うと矢張り車は欠かせないものとなっています。
こんな感じで集めた廃品は以下のような経路をたどります。
- 回収したもの
- → リサイクル業者が回収
- → 物量に応じた代金を子供会が受け取る
- → 子供会の予算へ組み込み
と言った感じで、大事な活動費の一部になっています。
その集めていた中で、とある家庭から出たマンガの単行本が子供時代に読んでいたものとドンピシャなものがあったので、昔の記憶が呼び起こされました。封神演戯とか魔法陣グルグルとか、、、ふつ~に読み返しみたい。
廃品回収の想い出
因みに、私の子供の時住んでいたところは、もっとこじんまりとしていて世帯数も多くは無かったので、リヤカーや猫車なんかで人力で事足りていました。ココについては、自治体によって色んなやり方があると思います。
酒瓶・ビール瓶なんかも結構集まってきますが、誤って落としたら大変なことになります。
そして割と子どもたちが気になっていたのが…家庭から出る古本(マンガ本に限る)でした。
学区内に本屋さんなるものが無かったので、今ほど気軽にマンガ本を買ったり読んだりが出来なかった環境だったので、見たことのない作品に触れる機会が少なかったためです。
なので、最後に欲しいものがあれば貰って帰るパターンが出来上がっていました。
本当は拾得物横領にあたるような気もしますが、割と大らかだった時代のこと。一応窘められるものの、最終的にはお持ち帰りを許して貰えていました。
家庭で要らないものを出してスッキリしたつもりが、別の物を代わりに持ち込まれる親にとっては堪ったものではなかったかもしれません。でも、子どもたちにとっては蔵書が増える貴重な機会でした。
と、ココまでが北秋田市のとある子供会のお話で…妻から聞いた想い出の話が個人的には衝撃でしたので、こちらも紹介します。
関東圏のとある町内:妻の思い出話
妻は転勤族の家庭で育ったため、色んなところに住んでいました。東京・神奈川・宮城・・・私たちが結婚したのは宮城県ですが、今は実家が愛知県にあるという中々アクロバティックな動きをされています。
廃品回収の際に更なる商売をしていたようでした。
同じ町内を2周していたそうですが、1周目は普通にリヤカーを引いて回収業務を子供たちが行っていました。その間に大人たちは何をしていたかと言うと・・・
餅をついていたそうです。
出来上がったお餅は、子どもたちが2回目の町内周りを行って売り歩いていたそうです。どの位の売上が取れていたかは流石に分からないようですが、凄くアクティブな廃品回収もあるんだなと驚きました。
まとめ
最近の子供会活動から、自分自身と妻の子供時代の想い出をちょっとまとめてみました。
色んな様式があるんだなと言うことを思いつつ、まだ色んな話が各子供会に転がっていそうだなと言う想像もしています。何か面白いお話があればメールなどで教えていただければ幸いに思います。
ただ、出版不況だったり新聞を取っている家庭も減っていたり、電子化への以降で段々廃れていく行事でもありそうです。いつまで廃品回収が回っていくか気掛かりにもなりました。
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