先日の4連休の続きです。
お休み3日目…仕事でとあるグランプリに出品する商品を作っている途中と言うこともあり、何か良いものはないかと、青森の沿岸部を北に鯵ヶ沢へ向かってドライブしていました。
丁度この時は、前日に初雪が降った日。
それでも、直後は積もっていないだろうと楽観的な感じで向かったのですが、吹雪、そして海からは飛沫や波の花が舞ってきて、更には時折、積雪・アイスバーンと中々に危険な状況でした。
そして、漸く辿り着いた深浦町。
深浦町の海の駅のすぐ前には、太宰治も泊まったという宿を資料館・図書館に変えた【ふかうら文学館】。
折角の1人ドライブなので、ふらっと立ち寄って館内や屋内から見える景色を楽しませていただきました。
太宰治の他にも、深浦町に縁のある文筆家たちの紹介がされており、その中に菅江真澄も含まれていたのがビックリでした。
そこから少し北上して、千畳敷海岸に着いたたのですが、ご覧のような荒天。
雪なのか海水なのか…ぶつかってくる飛沫がとても痛くて、1分と立っていられず、すぐに退散する羽目になってしまいました。もう少し穏やかな時に改めて来たいですね。
そうして辿り着いたのが、以前から気になっていた温泉【黄金崎 不老ふ死温泉】でした。
温泉情報
この夏の豪雨で被災して、一時的に営業をお休みしていましたが、8月のお盆前には復旧。とは言え、日帰り温泉の建物に続く下り道には、まだまだその爪痕が残っていました。
北秋田市鷹巣からの道のり
車だと鷹巣のコムコムを始点にすると、まずは国道7号線を能代方面へ。二ツ井白神I.C.から高速に乗り、能代東I.C.で降りて山道を通って、八峰町内で国道101号線に合流するのが最短距離です。
ただ、個人的には、能代南I.C.まで進んで、ずっと海沿いを北上する方が、薪カフェ木都さんや、道の駅みねはま、ポンポコ山公園など、他のスポットにも立ち寄れるのでおススメ。
特に冬時期は道路状況やアップダウンを考えると、安全に進めると思います。
計算上は約80km・2時間弱で着くようですが、この日は2時間半程度掛かってしまいました。
電車だと、JR鷹巣駅から奥羽本線で東能代駅まで。そこから五能線へ乗り継いで、深浦町の艫作(へなし)駅で降りてから20分程度歩くと着くようです。
入浴料金・利用料
入浴料は券売機にて購入し、受付に渡して入館します。現金のみ利用可能です。
- 大人:600円
- 子供:300円
- 未就学児は無料
*料金は来館当時のものです。最新の情報は下記ホームページなどでご確認ください。
タオル、露天風呂で使用する女性用の湯あみ着などレンタルもあります。
温泉の種類
不老ふ死温泉には3種類の温泉があります。
何やら縁起の良さそうな名前ですが、
- 本館内風呂…黄金の湯
- 新館内風呂…不老ふ死の湯
- 海辺の露天風呂
今回利用したのは、本館内風呂です。
海辺の露天風呂も気にはなっていましたが、この日は残念ながら利用休止になっていました。
奥に見えるのが露天風呂ですが、まぁ…この天候じゃ辿り着くのも大変ですし、湯冷めと言うレベルじゃないので妥当です。
ちなみに、女性用・混浴に分かれているのも私には高いハードルでした。
温泉に入った感想
本館内風呂は、温湯と熱湯の2つの浴槽に分かれています。サウナなどはありません。
上の写真よりも少し薄めの茶色っぽいお湯の色で、湯船の底が見えないので、深さを探りながら慎重に入ります。
周りの方たちの反応を見て、ちょっと狭い温湯の方から入りましたが…
ぬるゆ・・・???普通に熱めの温泉じゃない?
という感じで、この時点で丁度良い位のお湯加減でした。40℃ソコソコを想像していたので、少々面喰った感じです。
良い具合に温まりましたので、愈々熱い方へ…湯船が広いので、きっとこっちの方がおススメなんやろな~と思いながら足を入れると…
めちゃくちゃ熱いです!
脱衣所にあった温泉の使用温度よりも体感で2℃高いです。43~45℃くらいあるんじゃないかと…子供のころに入った街の銭湯の記憶が蘇るレベルです(鷹巣にも過去には銭湯があったのです)。
多分、娘や次男は入れないレベルな気がするので、取り敢えず一人で来て良かったと思いました。
ただ、慣れてくると意外に浸かれるもので、休み休み満喫し、最後はポッカポカになって出て参りました。
この後の自販機のジュースが最高でした。
源泉 | 不老ふ死温泉 |
泉質 | 含鉄ーナトリウムー塩化物強塩泉 |
温度 | 源泉:53.6℃ |
浴用の効能 | 一般効能+きりきず・末梢循環障害・冷え性・うつ状態・皮膚感染症 |
飲用の効能 | |
備考 | 源泉かけ流しですが、温度調整のため加水はしています。 |
設備・アメニティ
●シャンプー・ボディソープ等
備え付けがあります。取り敢えずタオルだけ持ってくれば入浴は問題なし。
●コインロッカー
無料で使用可能。
●ドライヤー
無料で使用可能。
●無料の休憩所
お茶や水はサーバーから無料で利用可能。自動販売機あり。
と言うわけで、予備知識もなくふらっと寄っただけになりましたが、もう少しゆっくりした日程で、できれば宿泊も含めて別のお風呂も入ってみたいです。
また、新館の食事処では【深浦まぐろステーキ丼】など海の幸が楽しめるそうです。来年になりますが・・・日帰り旅行でも計画を立てて家族で来てみようと思います。
営業情報
営業時間 | 本館・8:00~19:30(受付18:30) ※繁忙期は20:00まで営業 露天・8:00~16:00(受付15:30) 混雑状況によって入場制限や営業時間の変更があるようです。 |
定休日 | |
電話番号 | 0173-74-3500 |
住所 | 〒038-2327 青森県西津軽郡深浦町舮作下清滝15−1 |
駐車場 | 本館前・新館前にそれぞれ多数スペースあり |
支払方法 | 入浴料などは現金 |
ウェブサイト | https://www.furofushi.com/ |
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