雛巡りもですが、個人的にはこちらの【さかい屋】さんに伺うのも、今回の角館へのお出かけの大きな目的でした。
一見すると、みちのくの小京都の雰囲気に合わせた伝統を感じる佇まいの八百屋さんですが…
ちょっと近付いてみるとPOPなポスターが店先で確認できます。
かわいいタッチのイラストが載ったメニュー表は、旬のフルーツをたっぷり散りばめたパフェ等のデザートメニューでいっぱいです。
元々は老舗青果店として地域の食卓を担ってきましたが、美味しいフルーツをもっと気軽に楽しんでほしいということで、2000年頃からフルーツパーラーをスタートしたようです。それが地元の高校生や家族連れを中心に口コミで人気となり、観光客にも広がっていきました。
現在は、野菜をはじめとする食品の買い物スペースが半分、フルーツパーラーの飲食スペースがもう半分といった感じで営業をされています。
メニューはギガ盛りでも1000円ピッタリ・お手軽パフェだと500円程度とリーズナブルな価格で提供されています。
店内・座席
雛巡り開催中だった角館の町。
その中にあって、先述の通り江戸・明治・昭和のひな人形だったり、吊るし雛が店内で楽しむことができました。来訪された著名人の色紙も飾られていましたが、スタジオジブリの美術監督も務められた男鹿和夫さんの色紙は一際存在感を感じます。
座席はごくごく少ないのですが、カップル・家族連れで既に満員。予約票に記入して、店内に飾られているひな人形を眺めて順番を待ちます。
実食
さかい屋スペシャルパフェ
800円(税込)。
まだ冬の香りが残る秋田県内ですが、出て来るパフェは南国チックな装いです。イラストのような完璧なハート形はないですが、蝶々を思わせるようなドラゴンフルーツ。完熟パイナップル・キウイ・リンゴなどこれでもかと乗せたフルーツが圧巻です。
ちなみに造花が刺さっているところには、チョコボーが1本。
娘の顔よりも大きいのが来たので、食べきれるのかな?と思っていましたが、意外と完食に近いくらい食べて切ってくれました。スイーツは別腹…を地で行く娘。
フルーツ玉手箱
800円(税込み)。
商品名の通り、グラスにキラキラ光るジュレとたっぷりの果物が満載。玉手箱とも宝石箱とも言えるキレイなデザートです。
完熟パインとキウイフルーツがゴロっと大きめカット、他はひと口大でどんどん食べ進めて行けるのですが…これが思った以上にお腹がきつくなりました。ジュレ分がフルーツの隙間を全て埋めているので、見た目以上に量が多いです。
食後のデザートなら、もう1つ下の宝石フルーツ(500円)でも良かったかもしれません。玉手箱は最早”食事の量”ですね。
完熟きんかんだらけパフェ
600円(税込み)。
冬季限定商品かと思います。
店内でもそのまま丸ごと食べられる品種の金柑・”金柑たまたま”が売られていましたが、そちらをタップリ使ったパフェは他では見ないです。その辺は青果店ならでは、だと思いました。
上の方にはフレッシュな金柑がたっぷり乗っていますが、食べ進めていくと今度は甘露煮になったものと出会います。1つで色んなタイプの金柑を味わえるのはお得ですね。
まとめ
仙北市角館の【フルーツパーラー さかい屋】さんでデザートを堪能してきました。
- 老舗青果店が営むフルーツパーラー
- 新鮮な旬のフルーツたっぷりのデザートが魅力
- 地域の食を担いながらの経営は凄いです
- 1人当たり予算:500円~1000円
今回は3人とも季節限定のメニューを食べてきましたが、思った以上のボリュームでビックリしました。食事(ランチ)の前後どちらで食べるにしても、途中で街歩きを挟んでお腹がこなれてからではないと大変かもしれません。
清算時には、晩ご飯のおかずにする野菜と、湯沢の三角油揚げも一緒に買って参りました。レジ前にはふきのとうも並んでいたりと、野菜や果物をはじめとする食品もお買い求めできますので、気になるものがあれば買ってみるのも良いでしょう。
ご馳走様でした。
営業情報・アクセス
●営業時間;
9:00~18:00
パフェの提供は10:00~17:00
●定休日;
●電話番号;
0187-54-2367
●住所;
〒014-0368 秋田県仙北市角館町中菅沢92−81
駐車場;お店の横に5台程度駐車可能
*向かいの銀行・薬局の駐車場には絶対停めてはいけません。
●ウェブサイト;
●支払い;
現金・Paypay
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