大館駅前のバスターミナルの中にある食堂にお邪魔してきました。
この建物自体には約20年前にもなるのが信じられませんが・・・高校生時代には甘酸っぱい思い出があります。そして、古き佇まいは私がその時からあまり変わっていないような気もしますが、行き来する人は確実に減っているので寂しさは感じます。
その中で【秋北食堂】さんはいつも賑わいを感じられるのは、少しほっとさせられます。
座席・メニュー
以前来た時より席数が減っている気が・・・気持ちソーシャルディスタンスが考えられている気がします。
オーダーは券売機にて行います。カウンター席に座っていると、食券の受け渡しが横で行われるので少し落ち着かないかもしれません。
基本的にリーズナブルな値段設定で、鶏もつや馬肉など地元色が強いメニューが多く、なかなかメニューが決められずに困りました。セットを頼んでも1,000円まで余裕が出るので、食べ過ぎるだろうと思いつつも、小もつまで頼んでしまいました。
因みに、定食を注文するとご飯・味噌汁はお代わり自由と言うサービス付き。
何とか色んなメニューに対する未練を振り切って食券を買って、受付を済ませた後、セルフサービスのお水を飲みながら席に付いて待つことに。
実食
味噌ラーメン・ミニカレーセット
1セット730円(税込み)。
調理場・受付などベテランさんと思しき5人で素早く回しており、出てくるのも非常に早いです。そして『ミニカレーってなんだっけ…?』というボリュームで登場したところに県北クオリティーを感じてしまいます。
味噌ラーメンは加水・卵感を感じる細麺で、茹で加減が◎。スープは鶏ガラ系?と野菜・昆布あたりのダシのブレンドで、変なクセがなく普通に安心して食べられる味です。
具材はシンプルにメンマ・ネギ・卵・チャーシューが2枚。チャーシューは脂分の少ないモモ?の赤身肉を使っていると思いますが、冷たいうちはパサつきが気になるかもしれません。スープで温めておきましょう。
そして、こちらの大きいミニカレーが個人的には秀逸でした。
具材はたっぷりの炒り玉ねぎとゴロっと大きなカットの豚肉だけのシンプルな設計ながらも、玉ねぎの甘味が非常によく感じられるカレーでした。元々玉ねぎがたっぷり入ったカレーが好きな私の琴線にたっぷり触れて下さいました。
食べきれるか心配でしたが、スルスルと飲み込むように食べ進めてしまいました。ここのカレーは本当におススメです!
とりもつ煮・小
1皿250円(税込み)。
残念ながらキンカンには当たらずも、じっくり醤油ベースの味で煮込まれた腸と砂肝の部分でした。一言で”鶏もつ煮”と言っても、地域によって色々あるのが面白いですね。因みに、青森県むつ市に本社を置くスーパー【マエダ】さんのそれは、砂肝と鶏皮だったりしますし。
味もさることながら、砂肝の柔らかさには本当に驚かされると思います!テイクアウトもありますので、お昼には多いかな…と思われる方は、お家で楽しんでみて下さい。勿論、お酒のお供にもピッタリです。
まとめ
大館市御成町の【秋北食堂】さんでお昼ご飯を食べて参りました。
- 1人当たり予算500円~食べられるだけ
- リーズナブルで豊富なメニューが嬉しい
- 安価に地元の味を楽しみたい時はココで決まり
久しぶりの来店でしたが、安定の美味しさ・ボリューム・リーズナブルさでした。安くて美味しいので、ついつい食べ過ぎてしまうのが唯一の問題ですが、色々テイクアウトもありますので、晩ご飯にすることも可能でした。
大館で仕事をする時にはまた来たいと思います。ご馳走様でした。
営業情報・アクセス
●営業時間;
8:30~11:00
●定休日;
無休(年末年始は休みがあるようです)
●電話番号;
●住所;
〒017-0044 秋田県大館市御成町1丁目11−25 1F 秋北バス
駐車場;ターミナル敷地内に6~7台程度スペースがあります。雪次第で少なくなるかも…。
●ウェブサイト;
●支払い;
現金のみ
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