釣りキチ三平のロケ地を眺めた後は、三平の家近く、農家レストラン・清流の森にて少し早めのランチへ。
杉澤小学校の北ノ又冬季分校の跡を改築してオープンした農家レストランです。
先刻の三平の家の管理人さんから、五城目町も以前は小学校が8校あったけど今は1つだけになった話を聞いていましたが、これもその1つです。ココから母体の杉沢小学校(ここも今は廃校・交流センターへ)までは約5kmもあるので、冬に歩いて通うのはかなり大変そうですね。
座席・メニュー
店内には靴を脱いで上がります。
最初に目に入るのは、近くの畑で採れた農産物。長引く梅雨や大雨の影響で野菜の値段が高騰している中ですが、凄く安く提供されています。帰りにジャガイモを奥さんが買っていました。
ソーシャルディスタンスを意識してるか、以前見た写真とは大きく様子が変わった座席配置。
座席総数は20席で、待ち合いスペースを大きく取っているとのことですが、密防止でそれも中々活用できない様子。外でお待ちになっているお客さんが多かったです。
分校が機能していた当時の新聞記事もあり、少しだけですが学校の様子を見ることができます。
メニューは以下の通り。
メニュー名 | 値段 |
---|---|
清流定食 | 1000円 |
山菜うどんセット | 700円 |
森カレー | 600円 |
イワナの塩焼き | 250円 |
清流定食はA~Cの3種類があり、お好みで選ぶことができます。
清流定食C・豚肉と行者にんにく炒め定食は1日10食限定になります。また、イワナの塩焼きは1日20食限定。これらをお求めの場合は早い時間での来店をおススメします。
実食
待つ間にスギナ茶を頂きます。
ツクシの後に出てくる難防除性の所謂迷惑な雑草ですが、お茶になるとは知りませんでした。まろやかな味で強烈な旨味を感じるものではありませんが、疲労回復や自律神経に良いという意外な効果を持っているようです。
1袋1,000円でお土産に購入することも可能です。
森カレー
600円(税込み)。大盛にすると+100円。
お値段からもう少し控えめの量かと想像していましたが、かなりの大盛でギリギリ食べきれる量でした。具材はジャガイモ・人参・玉ネギ・豚肉のベーシックな所に、ミズの茎・ズッキーニがトッピングされていますが、最後にミズの葉の天ぷらが凄いインパクトを残しています。
辛さはごくごく抑えられて、玉ねぎの甘味が凄く活かされているので、小さな子どもとシェアすることも可能です。
また特徴的なのが、横に添えられたサラダ。
上に掛けられている固形分たっぷりのドレッシングから、ミズのたたきの風味が凄く香ってきます。どの様に作られたのかが全く想像が付きませんでした。厨房で作られている方々の工夫が凄いですね。
清流定食
1膳1,000円(税込)。
A~Cの基本パターンをイワナの塩焼きへ変更。ムニエルとかフライも気になりましたが、シンプルな塩焼きが一番美味しそうです。
奥さんが頼んだのが運ばれてきて改めて気付きましたが、このレストランの値段設定が以上に安いのです。これらが1,000円と言うのがどうしても信じられない。
兎に角色んな食材を色んな形の料理で食べられるので、味を楽しむだけでなく山菜の調理方法の勉強にもなります。
普段あまり食べ慣れないので、何を食べているのか分からなくなることもありますが、レジ横のホワイトボードにその日の食材が一通り書かれているので、答え合わせをしながら食べ進んでいくのも楽しいところですね。
定食には最後にコーヒーが付いてきます。正にいたせりつくせり。
まとめ
五城目町馬場目【農家レストラン 清流の森】でランチしてきました。
- 1人当たり予算600~1,000円
- 改めて思う異常なコストパフォーマンス
- 色とりどりの自然の恵みと多彩な調理方法
山菜料理と言えば、素朴なイメージが持たれますが、それを全て覆すような豪華な料理でした。これを秋田市内で食べたらやっぱり2~3倍してしまうだろうなと思いながら、じっくり味わって参りました。
正直、材料の山菜は採ってきているから材料費タダとかいう計算なっていないかという変な心配をしてしまう位。
其々も本当に美味しいし、丁寧な仕事をされているので、イワナもここまで食べてしまいました。本当にご馳走様でした(-人-)。
営業情報・アクセス
●営業時間;
10:00~17:00
食事は11:00~15:00
*ラストオーダー14:30
●定休日;
木曜日(12月1日~4月下旬は閉館)
●電話番号;
018-853-2577
●住所;
〒018-1719 秋田県南秋田郡五城目町馬場目蛇喰27
駐車場;12台程度あり
●ウェブサイト;
●支払い;
現金
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