【チョコバターサンド】鷹巣町民のソウルフードから考える地元産業のこれから

チョコバターサンド 食べ物・お店

この話題に触れるのを忘れていた…。

鷹巣町民が好きなパンというテーマでアンケートを取ると、95%くらいの確立でチョコバターサンドが1位になると思います(あくまでも私の主観と思いこみの数値ですが)。

それだけ愛されたパンですが、残念ながら2016年の年末で製造元の武藤製パンさんが廃業されてしまい、大本のオリジナル品は買うことが出来なくなってしまいました。

2019.8月-最早看板の文字も消え、残るのは記憶のみ…

廃業の理由は、立て続けに3つ機械が故障したこと。まず発酵器が故障し、一部手作業で続けていたものの、カッターが壊れ、最後には冷蔵庫まで…。

修理や新しい設備投資も考えられたようですが、膨大な費用が掛かること(専用機械って素人が考えている以上に高いのです…)や後継者がいないことを考えてやむを得ず廃業を決断したということが、当時の秋北新聞に記述がありした。

その後、しばらくチョコバターサンドは世の中から姿を消してしまいまい、もう食べられないのかと悲しみに暮れていましたが…たけや製パンから翌2017年GW前に再販された時は素直に嬉しかったですね。

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チョコバターサンドってどんなパン?

元々は武藤菓子店として和菓子やお饅頭を造っていましたが、昭和38年頃鷹巣東小学校で給食が始まる時にコッペパンの製造と納入を始めたのがパン造りの切っ掛けになっています。

その後、鷹巣中学校の購買部からの要望で、同じ形態で違う味のパンを造ることになりますが、弘前にある食材店やお菓子屋さんに通って試行錯誤して完成したのがチョコバターサンドとのことです。

私たちの世代だと、より馴染みのあるのはチョコチップが入ったタイプです。当時は段々減っていくような気がして一所懸命にチョコチップを数えていた記憶があります。一時、1個に7~8個位まで減った時期がありましたが、無事2ケタに戻っていましたね。

とは言え、元祖と記載がある以上、コチラが先だったんでしょうね。

中を割ってみると、パンに丁度収まる位の板チョコがど~ん!と入っています。チョコチップタイプに比べると、圧倒的にチョコレートの存在感がありますね。チョコチップ・板チョコ両バージョンともに、同じ値段ですので両方試してみましょう!

2019年8月時点で買えるお店

大館のいとく片山店にて。鷹巣だともっと大々的に販売されています。

大館市・北秋田市鷹巣のスーパー・いとくの各店舗で買うことができます。

入荷日は毎週水曜日・土曜日です。再販当初は、店頭の入り口で大々的に販売を行っていましたが、ベーカリーコーナーじゃない方の食パンや菓子パンコーナーで見ることができます。

値段は1個120円+消費税ですね。

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まとめ・廃業はこれからも続く傾向へ

チョコバターサンドは、たけや製パンへ製造元を変えましたが、現在でも県北部のいとくで水曜・土曜に入荷しています。

一旦は途絶えた名物パンが、限定的ではありますが復活を果たせるのはファンとしては嬉しいこと。こういった事例は、各地域でこれからもたくさん出てくると思います。大企業の力を以てしても全てを掬い上げるのは難しいと思いますが、その地域地域の方々に喜ばれる取り組みは続けて欲しいですね。

製造機械の故障・年齢・後継者不足は、地元で頑張っている事業者さんにとっては大きな問題です。

他の大手と違う商品を作り出すために、特別な技術や、それに特化した製造機器の力を借りる必要がありますが、そのような機械はオーダーメイドであることが多いです。≒高い。

そうすると、機械の製造元でも部品が古すぎてなかったり、そもそも部品を作る技術や設備が途絶えていたり、機械を製造する会社自体が無くなっていたりと、修理にも膨大な手間が掛かる場合があります。

そういった観点から考えると、実は秋田名物で有るはずのきりたんぽも割と危険であることは心に留めておく必要があります。手作業では県内で消費する量もとてもとても供給できません。

まして全国で売ろうと考えた時には、製造機械のフル活用が必要になりますが、その機械の保守が大変ですし、更に最初に機会を設計した会社も無くなっていたり、技術者が引退したりと。その内、きりたんぽが貴重なものになってしまったりして…と漠然とした不安を持っています。

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