私は仕事や所用で秋田市に行く際は、基本的には国道285号線を通ります。冬だろうが夏だろうが関係なく、最短距離を進むのですが、鷹巣から米内沢手前・前は桜のトンネルで有名だった松栄地区の手前にこのラーメン屋さんはあります。
ずっと何回も通りかかってはいたものの、中々入る機会に恵まれずじまいでしたが、のりものまつりの帰りにようやく寄ることができました。
と言うのも、店先の看板を見る限り、結構幅広くメニューがありそうで、一人で来るよりも家族で来るのが良さそう。という訳で、丁度時間と人数が合致したため、初来訪に至った訳です。
店内風景
6人まで掛けられる小上りのテーブル席が4箇所・写真右側のような島式のカウンター席?が16人分と結構な人数を収容できます。
ほぼお昼のピークタイムということもあり、丁度満席になるかならないか、位のペースでずっとお客さんが来ておりました。
メニュー
お店のこだわりは玉子本来の味が味わえる麺と本仕込み味噌とのことですが、醤油・塩をはじめ、人気のメニューも一通り揃っています。
ただし、一番のポイントはカスタマイズができること。
- あっさり派の方向け … 比内地鶏だし
- こってり派の方向け … 黒豚豚コツスープ
の2種類から選ぶことができます。
- 昔ながらのちぢれ麺
- ストレート太麺
- ストレート細麺
の3種類から選ぶことができます。一般的には、醤油や塩ラーメンは細麺だったりちぢれ麺、味噌ラーメンには太麺が合うと言われていますが、そこは自分の食べたい組み合わせで選ぶのが良いと思います。
という訳で、同じメニューにしても、麺とスープだけで6通りの組み合わせができることになります。これにチャーシューの有無、トッピングまで広げると何通りになるんでしょうか?
自分だけが一番好きな組み合わせに当たるまで道のりが長そうです。
実食へ
マー油とんこつラーメン
1杯700円。
定番メニューには載っておらず、テーブル席の仕切りの衝立に貼っているくらいだったので、ずっとあるメニューではないのかもしれません。こういうメニューについては、スープ・麺のカスタマイズができないのは注意しておきましょう。
にんにくから抽出したマー油が、とんこつスープの独特な臭みというか風味の嫌なところを帳消しにする相性のいい組み合わせでした。
赤味噌ラーメン
1杯780円。細麺・あっさりの組み合わせ
他のラーメンにも言えることではありますが、汁が多くてメニューよりも貧弱に見えてしまうのは残念。実際はチャーシューも見本写真と同じ枚数は入っているのでセーフではありますが…。
このお店の人気No,1ということです。小学校3年生の男の子で何とか完食するくらいのボリュームでした。赤味噌というと、人によってはクセを感じる方も居るかもしれませんが、ブレンドで万人受けできる味に仕上がっていました。
ただ、ピリ辛とも何とも書いていないのですが、やたらと辛がっていたのは何なんだろうか。私は特段辛みは感じなかったのですが、子供が食べる時はもしかして注意が必要かもしれません。
黒味噌ラーメン
1杯800円。太麺・あっさりの組み合わせ
合わせみそに肉と野菜のうまみを加えた、黒味噌のラーメンは、ちょっと焦がしたような香ばしさが特徴です。こちらはメニューにもピリ辛と記載がありましたが、よほど苦手な方でなければ、辛みを感じないくらいです。
赤味噌に比べるとかなり重厚感があるスープです。好みはかなり分かれそうな気がします。
お子様ラーメン
醤油お子様:1杯330円。
普通のお店だと、お子様ラーメンはしょうゆ一択に近い感じだと思いますが、ここでは6種類選べます。値段も通常の大きさの6割~約半分のお値段でミニサイズが食べられるので、ちょっとだけ食べたい時とか、2種類オーダーするとかの使い方ができるかもしれません。
ここで疑問
味噌ラーメン(赤・黒ともに)のレンゲが異常に大きいのは何故なのか?
奥が普通サイズのレンゲ、手前が味噌ラーメン2種類についてきた異常な大きさのレンゲです。普通の2倍くらいのスープがすくえてしまいます。
まとめ
実は、私たち夫婦では、この時全般的にしょっぱいな~という感想があったのですが、過去の口コミを見たりしてもそういう記載は特に見られなかったので、この味で支持を受けているんだろうなと思います。
または偶々だったのか?
県としても減塩とかダシ活とか取り組みはありますが、元来は所謂しょっぱ口の秋田県民なので急に好みは変わらない。その辺は、普段の仕事の中でも重々感じていることなので、一人で納得してしまいました。
営業情報・アクセス
●営業時間
11:00~19:30
●定休日
不明
●電話番号
0186-72-4331
●住所
〒018-4301 秋田県北秋田市米内沢大野岱12−1
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] ガッツリ煮干し系のスープと柑橘類の相性の良さは織り込み済みなので、ゆず煮干しなんかも非常に捨て難く思いますし、黒マー油が入ったラーメンは北秋田市の麺次郎さんでも美味しさは証明済みです。 […]