ある日、次男が腰の痛みを訴えてきました。
彼は幼少期の頃に、病院で”水いぼ”を潰したことがトラウマなのか、我慢してしまうタチになってしまいました。同時期には、中耳炎も悪化して、手術まで行ったこともあります。
なので、珍しいな…と思い、整形外科に連れて行ったところ、受けた診断は【腰の疲労骨折】=【腰椎分離症】とのことでした。
痛みが出始めたのが、体育祭のリレーの練習中ということでしたが、部活も回転運動が多そうなテニスをしているので、それなりに負担がかかっていたのでしょう・・・
我慢せずに話してくれたことで、幸いにも発見が早く、比較的軽度な分類…とはいえ、3カ月の休養になりました。
腰椎分離症とは?治療期間・方法など
症状
腰椎分離症で起きる主な症状は腰痛です。
スポーツで腰を反らしたりひねったりしたときに腰痛を感じることが多く、腰に電気が走るような痛みがでます。
スポーツ以外にも長時間、立ち続ける・座り続ける・中腰の姿勢を取る、などでも痛みがでやすいです。
疲労骨折から症状が進むと、やがて完全に骨が折れて椎弓が分離します。
以上引用;https://takedaclinic.jp/2023/04/10/lumbar-spondylosis/
痛みを我慢して放置することで、取り返しのつかないことにもなり兼ねないので、早く診察・治療を受けられたのは幸運だと思いました。
また、我慢することなく、普段との違和感をすぐに教えてくれた次男を褒めました。
治療
寝ているとき以外は、基本コルセットをつけて生活し、ひねりや反りが加わる運動はしない安静にする療法がとられました。
ただし、私が普段から使っているものとは厳重さのレベルが違い、ガッチリ固定できるものをオーダーメイドで作っていきます。
ただし、技師が北秋田市に常駐していないので、秋田市から出張してきてもらう形になります。
そのため、指定された日時にそれぞれ採寸と装着を行う必要があるので、学校を抜けて病院で処置を行ってもらいました。
ちなみに作成費用は約54,000円ほど掛かっています。
治療費の補助・申請・割合
とは言え、高校生までの医療費が基本無料な北秋田市ですが…こちらの費用はマルフクではカバーできない類のものでした。
一旦実費で支払った後に、所定の手続きを行って還付金をいただく流れでした。
コルセットの装着の際にいただいた治療証明書やその他必要書類を集めて、健康保険療養費支給申請書(立替払等、治療用装具)に必要事項を記入し、まとめて全国健康保険協会 秋田支部(秋田市旭北錦町)へ郵送、または直接提出を行います。
結果、2週間ほど後に36,000円程度の支払い通知が届きました。
思いの他高額だったため、約3分の2の還付とは言え、非常に助かりました。
我慢の時・・・
そして、約3カ月の安静に入ったわけですが…1カ月ごとに検査を行い、無事に予定通りの期間で部活に復帰しています。
その間は全休ではなく、マネージャーとして参加していました。
通常の練習はできないので、体力や筋力の低下も心配されましたが、ダンベルを使って上半身を鍛えようとしたりと、できるだけ落とさないように本人なりに色々やっていました。
とは言え、皆がバリバリ練習や試合をしているのを眺めているのも結構辛かったようで、本当に我慢の時期だったと思います。
治療途中で体育の体力テストに参加したりと、逆行させるような行動もあったようですが、現時点では将来まで引きずるような大きなけがにならなくて良かったです。
ただ…職場の方の話を聞いていると、再発もあるようなので、今後も常に不安は抱えながらになりそうです。
私も手術するほどではないですがヘルニアはずっと付き合っているので、腰の痛みは本当につらいものと感じています。
部活は思い切りやってほしいので、様子を見ながら無理なく続けられるようにフォローしていきたいですね。
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