秋田県内の各地域には、全国的にメジャーでなくても、ご当地ラーメンが色々あります。
それらをコンプしたら改めてまとめようと思いながら、なかなか県南エリアで食べる機会がなく、延び延びになっております。
そんな中ですが、秋田市にあって由利本荘市のご当地ラーメンが食べられるお店を見つけました。
それが、秋田駅近く、中通りにある【親鶏らぁ麺 いし川】さんです。
親鶏ラーメン・・・
由利本荘ではしない鶏ラーメンと言われていますが、その由来は親鳥が固くて噛み切れない=“しない・しねぇ”という秋田の方言から取られたもの。
店主の故郷である由利本荘のご当地ラーメンを秋田市内で食べられるお店で、大人気に営業されています。
座席・メニュー
秋田駅前と言うことでダメ元で向かってみましたが、やっぱり駐車場はその辺の有料駐車場を利用することになりました。
エリアなかいち向かいのツルハドラック隣の有料駐車場に停めて、お店に向かいました。
オフィスもたくさんある立地からも、入り口の立て看板に書いている通り、開店直後は行列ができるとのことで高い人気が窺えます。今回は14時近くの来店だったので、待つことなくすんなり店内に入ることができました。
- カウンター席 :5席
- 2人掛テーブル席:6席
- 4人掛テーブル席:1席
メニュー
メニュー名 | 値段(税込) |
---|---|
親鶏らぁ麺 | 700円~ |
親鶏油そば | 700円~ |
金の親鶏らぁ麺 | 700円~ |
トッピング各種 | 110円~ |
白飯 | 110円 |
炊き込みご飯 | 330円 |
肉皿(別皿親鶏煮) | 350円 |
子どもや小食の方に嬉しい小盛から取り揃えています。
入門編は親鶏ラーメンがおすすめとのこと、金の親鶏ラーメンは太縮れ麵・濃厚醤油スープとよりどっしりした味わいになるようです。
実食
今回は初来店で色々食べたかったので、お得な親鶏ラーメンと炊き込みご飯のセット(税込1,000円)をオーダー。
無料の天かすトッピングを付けました。
天かす入りのラーメンと言えば、美郷町のたぬき中華を思い出しますが、しない鶏ラーメンのトッピングにも使われるんですね。
スープは、鶏の旨味が凝縮された味わいで、醤油はあっさりめなものの、濃厚な旨味を感じます。。
皆さんが普段食べている鶏肉は、若鶏だと思いますが、ダシやお肉自体の旨味としては断然親鳥の方が上だと私は思っています。
表面の油膜は鶏油と思いますが、その甘味と醤油の味、鶏ベーススープ自体の旨味がバランスよく、塩分に気をつけねば…と思いつつ、飲み干してしまったくらいに美味しいです。
普通の親鶏ラーメンは、ぷつぷつした食感が心地よい細麺です。
チャーシューの代わりに入っている親鶏煮。
”固い=しない”鶏と言いながらも、じっくり調理された親鶏は、噛み切れないということもなく、噛めば噛むほどに旨味を感じるものでした。
他の具材は、ネギ・メンマとシンプルで、親鶏の旨味を混じりっけなく味わえるのが良いです。
セットの炊き込みご飯は親鶏を煮出した汁で炊いているようです。
鶏釜めしのような味わいで、コチラにも親鶏が具材としてタップリ入っていました。
上にトッピングされたきざみ生姜が口の中をサッパリさせてくれますが、生姜を含ませたままラーメンを啜ると、また違った旨味が広がります。
まとめ
秋田市中通の【親鶏らぁ麺 いし川】さんでランチをしてきました。
- 1人当たり予算:700~1,000円
- 濃厚な鶏の旨味感じる由利本荘のご当地ラーメンを秋田市内で
- 朝ラーメンも楽しめる貴重なお店(料金前払いのセルフサービス方式)
私が一番好きなタイプの鶏スープの中華そばが味わえるお店です。
基本の親鶏ラーメンは毎日でも食べられそうな、美味しいけど強すぎない味わいでした。
次回はいよいよ金の親鶏らぁ麺を味わってみるつもりですし、由利本荘にも足を伸ばして当地の名店の味も楽しんでみたいですね。
ご馳走様でした。
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