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びびた
画像は”ToonMe”でやってみた
秋田県北部出身。
大学進学を機に南東北で10年弱過ごし、地元に帰ってきました。
日々の出来事、地域のグルメ・イベント・スポット情報など書き綴っています。
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【すくらっぷ・ブック】好きなマンガ作品の舞台を歩く|長野県小諸市

唐突に長野県にいったお話になります。

私は、漫画家の故・小山田いく先生の作品が大好きで、一番のお気に入りの作品は「ウッド・ノート」、次いで「フォーナが走る」、「風の宿」と言った感じでしょうか。

小諸図書館の一角にコーナーがあり、大体の作品をここで読むことができます

この辺は、理科…の中でも特化して生物が得意で好きだったという嗜好がよく反映されているなぁと感じます。

ただ、この先生を語る上で絶対に外せないのが、本格的な初連載になった「すくらっぷ・ブック」だと思います。

なぜか2巻と7巻を娘が持って行ってる

「すくらっぷ・ブック」は1980~1982年に少年チャンピオンで連載された、中学2年生から卒業までの2年間を、実際の連載期間とリンクさせながら描いた青春群像劇。

恋愛、友情、進路、日常の悩みなどを、ユーモアと温かさを交えて描いた、「日常系作品」の元祖・先駆けと言われる作品です。

ずっと聖地巡りをしたいな~と思いながらも、物理的な距離がありすぎて中々実現しなかったのですが、一念発起してこの度当地へ伺うことができました。

目次

小諸市へのざっとした感想

駅前から相生商店街を見上げてみる

北秋田市鷹巣からは片道約700㎞!

休みなしで車を走らせて約7時間の道のりですが、流石に義父がいる愛知県まで車で2回行ってからは慣れてしまったので意外と近く感じます。

東京からは案外近いようで、電車(新幹線利用)で約1時間半、車だと高速を使って約2時間半。

コンパクトシティ!

人口は約4万人(25年8月1日時点)…25年9月時点の秋田県のデータで、秋田県で比較的近いのが能代市(約4.4万人)・湯沢市(約3.6万人)です。

ただ、人口密度が小諸市が約407人/㎢に対して、能代市105人/㎢・湯沢市47.2人/㎢…ちなみに秋田市323人/㎢より人口密度が高く、市街地がギュッとしていることもあり、数値以上に人が多くいる印象があります。

駅前に通学生がいっぱいいる!

夕刻には電車に乗るべく、高校生がいっぱい駅前に集まってきました。

市内には高校は”現在”2つ。小諸高校と小諸商業高校ですが、この2校は令和8年度に統合し、新たに小諸義塾高等学校としてスタートするようです。

この辺は、かつて小諸市出身の島崎藤村が国語・英語の教師をしていた私塾が復活したような感じで、歴史と伝統を受け継ぐ良い名前だなと思います。

秋田県内よりも緩やかでも少子高齢化の波は進んでいるようですが、この風景だけ切りとるとあまりそんな印象は受けませんでした。

駅近くに、立派な図書館やこもテラスなど、自習などできそうな施設があるのも良いなと思います。

商店街の活気がある!

今回行動したのは「すくらっぷ・ブック」の劇中のメイン、相生商店街・懐古園がほとんどになってしまったからなのか、どこにもありがちな大きなショッピングモールが見当たりませんでした。

ツルヤという大きなスーパーがあるので、昔ながらの八百屋さんや精肉店なんかのお店は流石に見当たりませんが、写真店、飲食店、NPO団体の事務所などなど、商店街がしっかり生きている印象です。

閉店・老朽化が進んでいる店舗もありますが、今まさにリノベしている物件もあり、新陳代謝がありました。

商店街のお店の中には「すくらっぷ・ブック」のキャラクターのパネルも幾つか見つけることができて、今でも作品が愛されていることを窺い知ることができました。

なんかタイ関係のお店多くね?

秋田でもエスニック料理のお店がちょこちょこありますが、大体インド・スリランカ・バングラデシュのあたりのカレーを中心としたお店です。

ただ、相生商店街はタイに纏わるお店や国旗が何となく目に付く印象でした。

何故だろう??

山がデカい&近い!

布引温泉から。もっと晴れてたら綺麗だったろうな

北東北の象徴的な山で言えば、青森・岩木山、岩手・岩手山、秋田県北・森吉山、中央・大平山、県南・鳥海山になると思いますが、小諸市は浅間山(標高約2,568m)。

ただ、盆地に街があるという点で、地形的に長野県と秋田県には共通する部分もありますが、日本アルプスのある地域と言うこともあり、とにかくスケールが大きいですね。

ただ、長野も雪国のイメージがありますが、この位街に余白が少ないと、雪捨てはどうしているんだろうと思っていたら、小諸市の冬は晴天が多く、雪があまり降らないとのこと。

ただ標高が高いこともあり、冬の最低気温は低いようで、これだけ坂が多いと凍結が怖いな~と考えてしまいました。

古き良き時代・今の時代がミックス

商店街にモダンなお洒落なお店や休憩スポットがあると思えば、一本、通りを曲がると城下町らしい街並みが残っています。

飲食店も「すくらっぷ・ブック」で出てきそうな…昭和50年代の面影を残した喫茶店(アルフヘイムのモデルになった画廊喫茶はもうないらしいですが)があれば、若いオーナーがやってるんだろうなと思しきカフェがあったり。

Wikipediaの人口分布を見た時に、秋田県の様々な市町村が20代人口が突然ガッツリ下がるのに対して、小諸市にはそれがないんですよね。

高校卒業後、若い人が残りやすい環境がありそうです。

スーパーマーケット“ツルヤ”の本拠地

ツルヤ小諸店ー今回3回寄ってしまった…

「Shufoo! ベストオブスーパー2025」において、小諸市に本社を置くスーパーマーケット「ツルヤ」が6位(昨年圏外)に割って入って来ました。

ちなみに秋田県の「いとく」は全国の中では圏外…ただ秋田県内では1位でした。

2025年時点での営業エリアは、長野県・群馬県だけですが、それでも全国展開する企業が上位に来る中で、6位に入ってくるのは凄いと思います。

私も店舗を見に行った際には、必ずドレッシングやジャムなど、ツルヤPB(プライベートブランド)の商品を買ってきます。

正直、価格だけで見ると高いのですが、めっちゃ美味しいですしクオリティも高いので、一度食べたら多くの方がリピートするのではないでしょうか。

まとめ

長野県小諸市の相生商店街を歩いてみての感想を取りとめもなくまとめてみました。

上の写真は、右側が市役所・中央が図書館・左側が医療センターと、主要な公共施設がまとまってるように、本当にコンパクトな街でした。

また観光スポットも、北秋田市の感覚から比べても近場に色々凝縮して見どころがありますし、駅の駐車場にに車を停めて歩くだけでも十分楽しむことができました。

次回以降は実際に行ったところ、食事、宿泊したところについて3回くらいでまとめていこうと思います。

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