時系列的には温泉に入る1時間前のお話…
今回の最北端の目的地は【海の駅 わんど】で、その目的は前回も触れたように商品開発に使える地域の食材探しでした。
道の駅は各地にありますが、”海の駅”という施設は中々お目に掛かることがないなぁ…と思って車を走らせていると、深浦町にも同じような施設がありました。
深浦町の方はもう少しコンパクトな造りで、お魚メインでその他の生産者さんが持ってくる青果物・惣菜・雑貨が少しずつ…と言う感じでしたが、鯵ヶ沢の方はちょっとしたスーパーとも言える位の品揃えでした。
商談中に聞いたのですが、鯵ヶ沢では幻の魚と言われる”イトウ”が養殖されているとのこと。
サケ科の魚なので、味は何となく想像はつくものの、“川のトロ”とも評される濃厚な味とのことです。
もしかして食べられるかな・・と期待していたのですが、取り敢えず見つけたのは冷凍になっている【イトウの押し寿司】でした。
ちょっと予算的に…今回は見送りましたが、近くの汐風ドライブインさんで”イトウ丼”が食べられるようなので、次はこちらを目指して来たいと思います。
もう一つの本命”ヒラメの漬け丼”
と言うわけでイトウは次回へ持ち越しましたが、より地域に根付いているのはコチラかなと思い、本場でヒラメの漬け丼をいただくことにしました。
海の駅わんど内には幾つか飲食店が入っているのですが、その中の【食堂どん】さんへ入店。
カウントしてきませんでした…
カウンター席・テーブル席が多数あり、多くのお客さんが同時に入ることができます。
ジャンル | メニュー名 | 値段(税込) |
---|---|---|
ご飯もの | 海鮮丼 カレー ライス | 1,300円~ 800円~ 150円 |
麺類 | ラーメン ざるそば・中華 皿うどん | 750円~ 730円 1,680円 |
単品 | 唐揚げ 県産豚チャーシュー サラダ | 650円 750円 600円~ |
その他 | ドリンク類 | 300円 |
その他、5~9月限定の季節商品もあり。地場のうにが獲れる時期限定の様です。
実食
ヒラメの漬け丼
1,300円(税込)。
秋~冬にかけて旬を迎えるヒラメは、青森県のプライドフィッシュにも認定されている名物の1つ。
このお店では、生のヒラメにこだわっているために、仕入れ状況によってはお目に掛かれない場合もあるようですが、今回は運よくありつくことができました。
旬のヒラメがこれほどにタップリ乗せられて1000円台前半でいただけるのは、とてもお得だと思います。
漬けダレは、地元の大沢醸造店の醤油を使っており、お米も自家製米品とのこと。
他のメニューにも地場の食材を謳ったものが多く、こだわりが色々感じられる食堂です。
敷き詰められたヒラメの下には、とろろ昆布がたっぷり。
寿司ネタでも昆布締めがあるように、味わい自体は淡白なヒラメに昆布の旨味もプラスされています。
ご飯にも漬けダレが染みていますが、全然しょっぱくないです。
ヒラメの食感・昆布の旨味・漬けダレの風味と三位一体となって最後まで美味しくいただくことができました。
帆立ラーメン
950円(税込)。
帆立も青森県の名物の1つ。
こちらを使ったラーメンはどんなものだろうと食べられるかどうか不安ながらもオーダーしてみました。
そして現れたのが、ちゃんぽんを想像させるような具だくさんの塩ラーメンでした。
メインの帆立は大粒2個。
他、メンマ、炒め野菜、ねぎ、わかめと麺以外にも色々味わえるのが嬉しいです。
スープはあっさりした塩味。
鶏・野菜・魚介系のベースと思いますが、薄いこともなく細麺や具材の味をしっかり引き立てています。
特徴的なのが、バターが少し添えられていること。
帆立のバター焼きがあるように相性はとても良いですし、アッサリした塩ラーメンにコクを加えてくれるアクセントになっていました。
塩にバターは初めての取り合わせでしたが、とても美味しかったです。
営業情報
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 1月1日~3日 他、臨時休業あり |
電話番号 | 0173-72-7207 |
住所 | 〒038-2753 鰺ヶ沢町大字本町246-4 海の駅わんど内 |
駐車場 | 200台程度 |
支払方法 | 現金、キャッシュレス可 |
ウェブサイト | http://www.ajiiku.jp/category/detail02_10.html |
車の場合・・・
北秋田市・鷹巣から~能代市~深浦町経由で約130kmの道のりです。夏季で2時間半~3時間くらいかかります。
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