春は桜、その後はツツジ、深緑の時期を経て、秋は紅葉。
季節によって様々な色と顔を見せる【きみまち阪公園】は、秋田県内でも有数の景勝地です。”阪”と言っても、小さな山くらいのスケールはあるので、歩いて一通り回ろうと思うと結構な労力を必要とします。
そして、日頃の運動不足が祟るので、ちょっと表層を巡ろうにもお休み処が欲しくなってしまいます。
そんな時の救世主がコチラ【きみ恋カフェ】さんです。
右手の建物がカフェ、左手の建物が恋文ギャラリー。
”きみまち”の名の由縁、二ツ井町が恋文の町となった謂れは、明治14年に東北巡幸で訪れた天皇が皇后の手紙をこの地で受け取ったことから。そんなロマンティックな近現代史があると知っていると、園内の散歩もまた違う気分になりますよね。
昨年の秋に来た時にはコロナウィルスの影響で休業中でしたが、先週の6月6日にリニューアルオープンを迎えました。
座席・メニュー
初めての来訪でしたが、素敵なインテリアがお出迎えしてくれました。
華美ではないですがお洒落な吊るし照明、木のぬくもりが感じられるテーブル・椅子。テーブルのガラスの下に飾られたドライフラワーなどの作品も見どころに数えられると思います。
窓から外を見やると、見どころの1つである【屏風岩】を臨むことができます。
オーダーできるメニューは時間ごとに区切られていました。
実食
きみ恋スペシャルランチ
ワンプレート1,380円(税込み)。
能代産黒毛和牛(鶴型牛)やお魚がメインの麴料理の日替わりメニューとのこと。
内容は、玄米入りのおむすび・自家製ドレッシングのサラダ・イカのチーズ焼き・付け合わせに胡瓜の漬物とアイスプラントに主菜。
今日の主菜は、和牛すね肉の煮込み(中央)と豚肉のトマトソース(右)。どちらも麹仕立てで期待していたのですが、想像以上の柔らかさでした!自然の味だけで、過度に調味料も使っていなさそうで、素材の味がダイレクトに味わえます。
きみ恋ランチ
もう少しお手軽なバージョンで1,000円(税込み)も。
こちらは鶏肉・豚肉がメインのプレートになりますが、今回はスペシャルから和牛煮込みが無くなった構成でした。
お年寄りはもちろんですが、今の子供たちも柔らかいお肉が好きなので、子供たちもパクパク食べていましたね。
そして、それぞれにプレートと別に味噌汁とサラダが付いてくるのですが・・・
お味噌汁が美味しいです。この日はシイタケ・さつまいも・大豆と具沢山なのがうれしいのに加えて、底に沈んだ味噌の粒の美味しさが秀逸でしたね。
そして最後に仲間に加わったのがそばサラダ。
お蕎麦も能代産のもの(鶴形そば)を使用しているとのこと。人参・水菜がたっぷり蕎麦に混ぜられて、トッピングとしてゆず皮、玄米・ソバの実を炒ったもの。この香味と食感がたまりませんね。
ランチでは、そばサラダ単品もオーダーできます(800円)。ごくごく軽く食べたいな~という方はこちらをお勧めします。
まとめ
能代市・二ツ井町のきみまち阪公園内【きみ恋カフェ】さんでランチをしてきました。
- 1人当たり予算:1000~1,500円
- 日替わりランチ・ディナーは行ってみてのお楽しみ♪
- 自然の滋養たっぷりの美味しさ
プレートに乗ってきた野菜は、どれも帰りに寄った道の駅ふたついの産直コーナーでも目にするものでした。旬や地場の素材を使って、オーガニックに仕上げられた料理は、栄養たっぷりで安全・安心に違いありません。子供たちにもおすすめしたいです。
坂道の途中にあるので、飲み過ぎには特に注意が必要ですが、ディナー・お酒を飲みにも来てみたいですね。
ご馳走様でした!
営業情報・アクセス
●営業時間;
①月・火:11:00~17:00
②金・土・日:11:00~21:00
*14:00~17:00はカフェ&ワークショップの時間。絵皿造りも楽しめます♪
●定休日;
水曜日・木曜日
●連絡先;
二ツ井地域局 建設課 建設係
電話0185-73-5300
●住所;
〒018-3102 秋田県能代市二ツ井町小繋中島
駐車場;公園駐車場利用
●ウェブサイト;
●支払い;
現金
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