今年は春から中々気温が上がらない日が続いていましたが、愈々真夏日に届こうかと言う日も出てきました。そうなると食べたくなるのがサッパリしたものですが、冷たい蕎麦なんかはその代表格かと思います。
ちょっと鹿角方面へ出かけた帰り、国道103号線を大館~北秋田市方面へ向かっていると、蕎麦の幟が立っているのを見かけました。
秋田県自体も蕎麦の生産量は全国でも上位に入りますし、北秋田市~大館市でも蕎麦の畑はそこここで見ることができます。特に大館市の中山地区は、昔から蕎麦と梨が名産として知られています。
そんな中山地区にあって、手打ちそばを提供されているお店と言うことで、期待も否応なしに膨らみます。
座席・メニュー
座席数は以下の通り。
- カウンター … 8席
- 4人掛けテーブル… 2脚
- 4人掛け座敷席 … 4脚
駐車スペースがほぼ満車で座れるかかどうか心配ではありましたが、何とか滑り込みで座敷席を確保することができました。ただ、若干間隔が狭いので、後ろのお客さんにぶつからない様にと気を遣ってはしまいます。
そして…
メニューを開いてビックリ!
ご飯ものはないものの、豊富な種類の蕎麦と最近では見ることのないようなリーズナブルな値段設定。手打ち・大館中山産のそば粉にこだわってこの値段でできるの?と言うのが正直な感想です。
ジャンル | メニュー名 | 値段 |
---|---|---|
どんぶり | かけそば | 400円 |
冷かけそば | 450円 | |
月見そば | 570円 | |
きつねそば | 570円 | |
野菜天そば | 680円 | |
めかぶそば | 780円 | |
比内地鶏そば | 880円 | |
海老天そば | 880円 | |
ざる系 | ざるそば | 570円 |
納豆ざるそば | 680円 | |
激辛!キムチそば | 780円 | |
天ざるそば | 1100円 | |
サイドメニュー | 果汁100%りんごジュース | 100円 |
お持ち帰り | 生そば 3人前 | 680円 |
実食
特大海老天そば(冷)
1,100円(税込み)。
どの位大きいのかが気になったので、温かいのを覚悟でオーダーしましたが、温かいのと冷たいのが選べました。
麺は太めのモチモチした田舎そば風。1本1本が太いので、茹で作業は大釜でじっくりと行われていました。そうして茹であげられた蕎麦は、コシと喉越しを味わうというよりも、しっかりモグモグと噛んで食べ進めていく感じです。
具材は、ほうれん草・細竹・椎茸・なると・刻み海苔・椎茸・大きな海老天が2尾、そして薬味に辛味大根・ワサビ・ネギが乗ってきます。海老天はブラックタイガーの類だと思いますが…海老の種類はハッキリ分かりませんが、薄衣でサクサクして美味しかったです。
つゆは、カツオだしがベースですが、具材に浮いている椎茸からも良い旨味が出ています。カツオ・昆布・椎茸のダシが揃うと本当に美味しいです。
因みに、この冷やし蕎麦にも蕎麦湯が付いてきたので、最後に薄めて堪能させていただきました。
天ざるそば(大盛り)
1,100円+110円(税込)。
娘と奥さんは蕎麦大盛りにして2人で1膳です。元々は娘が何故か蕎麦を食べたがっていたからここに来たわけでした。薬味に添えられているウズラの卵は久しぶりに見ましたね。
天ぷらも1切ずつは小さいのですが、約10切れ分と盛りだくさんした。さつまいも・人参・パプリカ・かぼちゃ・海老・エリンギ等々にしどけ?っぽい山菜の天ぷらが彩りを添えています。子供達にも人気の具材もあるので、小さな子供とシェアできる位のボリュームがあるのが嬉しいです。
まとめ
大館市中山の中山そば処 みちのくさんに行ってきました。
- 1人当たり予算600~1000円
- 手打ちの大館名産・中山そばがお手軽に食べられる
- 豊富なメニューとリーズナブルな値段設定
市内で食べるお蕎麦は細いものが主流な感じがありますが、明らかに一線を画する太さと食感です。何かを思い出すのが…多分子供の頃に食べていた所謂”おふくろの味”ってヤツなような気がします。
また、このお蕎麦屋さんを運営されている糸屋農園の直売所もくっついていて、時期が来るとリンゴや梨や葡萄の購入や発送もできます。新そばの時期が楽しみですね。
営業情報・アクセス
●営業時間;
11:00~18:00
●定休日;
毎週月曜日(月曜祝日の場合は火曜日がお休み)
●電話番号;
0186-42-9581
●住所;
〒017-0839 秋田県大館市中山87
駐車場;お店の前に7~8台程度駐車可能
●ウェブサイト;
●支払い;
現金
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