【道の駅かみこあに】旬の山野の幸が満載！｜上小阿仁村

という訳で、道の駅かみこあにで開催された【大館・北秋ご当地グルメ秋祭り】を覗いてきましたが、この日はいつも以上に道の駅施設もお客さんで賑わっていました。

実は５市町と隣接し、秋田県北部の交通の要所でもある上小阿仁村の道の駅は、個性豊かな物販コーナー・食事処を持っています。また、野外にも子供向けの遊具のある公園が隣接しており、ドライブの途中で子供が疲れた時にも気分転換に遊ばせることもでき、充実した施設です。

 

物販コーナー

旬の野菜

大手チェーンスーパーがないためか、コンパクトな店内にあっても取り扱われる品数はとても多いです。野菜だけでなく冷凍の魚・肉も取り扱いがあり、調味料・カップ麺・ジュースなど最低限のものはここで揃ってしまいます。

実りの秋を迎える今時期は、産直野菜のコーナーが非常に充実しています。おそらく１年で最も良い時期なのではないでしょうか。

こちらは上小阿仁村名産の食用ほおずきのコーナー。食味は前回も触れましたが、他に表現のしようがない不思議な風味です。メロンと同程度の糖度を持ち、酸味と甘味のバランスが良く、そのまま食べても良し・ジャムやコンポートにすると更に美味しい果物です。

キノコの採れる時期でもあります。今のところ原木栽培のまいたけ・しめじが中心ですが、天然物を目にする機会もあると思います。その立派さは、普通のスーパーで見ることができないもの。ココで見られるのが本来のキノコの姿だと思います。風味もレベルが違います。

こちらは上小阿仁村産の天然秋田杉を使った木工品の販売コーナーです。一枚彫りかと思いきや、家の引き戸が稼働したりと実に細やかな細工も施されています。上記写真のは150,000円程度の大作ですが、2,000円くらいのお手軽な作品もあり、勿論実用品もあります。

山野草の展示・販売

上小阿仁村の花と言えばコアニチドリです。北海道～北陸まで自生する高山植物ですが、上小阿仁村で初めて採取されたことにより、花の名前に村の名前がはいりました。

物販コーナーの入り口から入って、すぐ左手に山野草コーナーがあります。村の栽培の達人・山形さんによる栽培された高山植物の仲間がいつでも展示・販売されています。

普通のお花屋さんではなかなかお目に掛かれない貴重な植物たちです。自宅で栽培してみては如何でしょうか？

 

充実の食事処

道の駅横の【秋田杉の館】では食事が可能な４つのお店が営業しています。それぞれに特色・自慢のメニューがあり、どこで食べようか迷ってしまいますね。

”ほおずき亭”の馬肉煮込み

グルメ秋祭りの最中だったため、この時は店内はちょっと寂しい感じでした。その中でもお持ち帰りできるメニューもあり、馬肉の煮込みと一緒に置かれていた馬アキレスの煮込みを買って帰ることにしました。大体２５０g位？入って１パック５００円です。

普通の馬肉、すじ肉、ホルモンまでは食べたことがありますが、アキレス腱の煮込みは初見です。どんな味がするんだろう？と興味津々です。

温める前は、プルプルしながらもカチコチにゼラチン質で汁が固まっていました。レンジで温めてみると、汁が溶け出しほぐれる様になりました。プルプルした見た目や食感の通り、コラーゲンの塊です。

味付けは、白味噌または秋田味噌ベースでじっくり煮込まれています。個人的にはもう少し味噌感が欲しかったので、ヤマキウの秋田味噌をちょっと添加してみると、よりご飯が進む感じになりました。

ただ、ネットでアキレスを調べてみると、犬のおやつなんかに薦められていて決して高級な部位ではないことが判明。ただ、牛のアキレス腱の調理は調べられるのですが、馬の情報が中々ありません。どこで仕入れられるんだるか、疑問は尽きません。

 

まとめ

道の駅かみこあにの様子、おススメ品を紹介してみました。

決して大きな村ではありませんが、施設の充実っぷりや他では中々見られない特色ある物品・特産品が数多くある魅力的な駅でした。

近くをお通りの際はぜひ一度覗いてみて下さい。ついつい珍しさに手が出てしまいますよ！

 

営業時間・アクセス

●定休日：

年末・年始（12/31・1/1）

●営業時間：

9：00～17：30

（冬期間は9：00～17：00）

お食事処　10：00～18：00

●電話番号：

0186-77-3238

●住所：

〒018-4421 秋田県北秋田郡上小阿仁村小沢田向川原６６−１

国道２８２号線沿い・上小阿仁村役場向かいにあります。

●ウェブサイト：