唐突ですが…秋田県民に最も知られているであろう(あくまでも私の思い込みですが)ラーメン屋さんと言えば、吾作ラーメンさんではないかと思います。
創業は昭和40年、能代市にて。現在では、能代市以外にも秋田市・由利本荘市・大仙市など計7店舗で営業されています。
私が生まれ育った北秋田市鷹巣町にはありませんが、昔からテレビCMをずっと流していたため、実際に行く機会がなくても何か知っている存在でした。”味とのれんを大切にする店”と言うフレーズが妙にキャッチ―で頭に残り易いのも大きいですね。
そう言えば…
ウチの家族も行ったことないなと思い、道の駅ふたついで娘を遊ばせた後にちょっと足を伸ばして東能代店に行ってきました。
店内・メニュー
お昼時を少し外していったつもりですが、店内は大賑わいで、厨房・配膳はちょっとした戦争状態になっていました。座席もコロナ対策で少し間引いているため、順番待ちも発生している状況でした。
注文は食券製ですが、券売機でなくレジで注文するシステム。この辺は昔から変わらないですね。
実食
野菜味噌ラーメン
1杯850円+薬味ネギトッピング70円。
元々は札幌ラーメンのお店からスタートしたらしい吾作ラーメン。おススメは味噌とのこと、そして野菜を食べたいのでこのメニューをオーダーしました。
追加トッピングは薬味ネギで小口切りの長ネギがたっぷり乗せられてきました。因みに、ねぎラーメンだと白髪ねぎがどっさり乗ってきます。
麺は加水有りの中太麺で、ごくごくオーソドックスな感じで喉越しが良いです。ひき肉がたっぷりの炒め野菜の量が多いので、中々麺に辿り着かないので、バランスよく食べる必要があります。
スープは豚骨+野菜がベースであまり強くなく、昔ながらの味噌ラーメンと言った感じです。疲れない味というのが丁度良くハマります。
ねぎラーメン(醤油)
1杯850円。
娘と奥さんはコチラ。
煮干しダシの勢力が強い昨今ながら、昔ながらの豚骨・野菜メインのやさしい味です。この辺は流石に味とのれんを大切にする店ですね。ちょっと鶏の風味も感じますが、気のせいだったようです。
ただ、醤油ダレは濃口のドッシリした感じで、ダシの旨味と言うよりも醤油の味をしっかり楽しむ感じです。
麺は味噌と同じく中太麺ですが、ちょっと心なしか麺が醤油色に染まっていました。
豊富な味変部隊
ラーメンの味変向けに、刻みニンニク・生姜・辛みそ・コショウがテーブルに備え付けられています。野菜味噌だと生姜を混ぜることで、野菜たくさんのザザーメンに変化しそうです。ラーメン自体がベーシックな味付けなので、お好みでカスタマイズすることが可能。
その中でも特に辛みそはおススメでした。これ自体がとても美味しいので、普通にご飯のお供にもなりそうです。お土産で買って帰りたいくらいでしたね。
まとめ
能代市扇田山下の吾作ラーメン・東能代店に行ってきました。
- 1人当たり予算 … 700~1,000円
- 昔ながらのホッとする味をご所望の際におススメ
- 職人さん・店員さんたちの動きがテキパキ小気味良くて好き
県北の能代から始まり、秋田中央・県南と秋田県内全体で営業されていますが、能代のお店が最も美味しいという話も聞いた事があります。個人的にはあまり違いは分かりませんが、細かい違いがあるのかもしれませんね。
また、働いている方たち皆さんの動きが凄いです。まるで戦場さながらの勢いで、そのために大勢のお客様が入っていても待ち時間が少なめです。…新規で入ったアルバイトさん、慣れるの大変だろうなぁと余計なことを夫婦そろって考えていました。
ご馳走様でした(-人-)。
営業情報・アクセス
●営業時間;
10:00~21:00
●定休日;
なし
●電話番号;
0185-58-5391
●住所;
〒016-0122 秋田県能代市扇田山下100−3
駐車場;36台分スペース有り
●ウェブサイト;
●支払い;
現金
コメント