秋田県を代表する鍋料理と言えば・・・県北出身者としては、きりたんぽ鍋、次いでだまこ鍋という感覚ですが、更に地域の食文化として”かやき”があります。
かやきとは?
鍋料理と言えば、大きな土鍋なんかに具材・つゆを入れて、数人で食卓を囲んでつつきあうイメージですが、かやきは1人前の小さな鍋料理を指します。

「かやき」という名前は、元々は「貝焼き」が由来で、大きなホタテの貝殻を鍋の代わりに使っていたことから、貝焼き(かいやき)が訛って「かやき」と呼ばれるようになりました。
地域の関係者や地方自治体が100年続く食文化として継承することを宣言する「100年フード宣言」の取組を開始し、2022年に文化庁に「100年フード」として認定されました。
100年フードには大別して3つの区分があります。
- 伝統~江戸時代から続く郷土の料理~
- 近代~明治・近代に生み出された食文化~
- 未来~目指せ、100年!~
「かやき」はこの中の”③未来”に分類されています(ちなみに「きりたんぽ鍋」は”①伝統”として登録されています)。
具材は季節の魚・野菜・山菜・きのこ・豆腐…などお好み、だし汁の味付けも自由ということもあり、型に囚われず人の数だけ鍋の種類があるのも未来志向の食べ物と言えそうです。
1人前の鍋と言うことで、単身赴任先でも…と思いつつも、1人分の材料だけを揃えるのは難しいですし、揃えたとて使い切るのも大変です。
何とか気軽に食べられる手段はないか…と言うことで、探してみました。
スーパーマーケットで発見!食べてみた

秋田県中央部を中心に11店舗(2026年1月時点)で営業するスーパーマーケット【ナイス】さんでレンジでチンするだけのかやき鍋が販売されていました。
2023年から「秋田かやきレシピコンテスト」でグランプリを獲得した作品の商品化を行っており、今回は”麹香る発行美人かやき”が2026年1月24日~2月下旬まで販売されています。

1パック399円(税込431円)。
スーパーの惣菜は自炊よりも割高なイメージですが、1人だと却ってコスパ・タイパともに良いと思います。
具材は、鶏モモ肉・油揚げ・しらたき・人参・ごぼう・舞茸・ねぎと品目も多く、栄養バランスも良さそうです。栄養が偏りがちな単身赴任先の食事にあって、これは嬉しい。
早速、レンジで500W・3分温めてみました。

温めると思ったよりもつゆだくになりました。
スープは、商品名”麹香る発酵美人”の通りに、秋田県産甘酒と秋田県産みそを使用し、優しい味わいでしっかりコクもあります。
スープに溶け込んだ刻み生姜が全体を引き締めているので、甘みが感じられるスープですが、最後まで飽きずに飲み干すことができます。

具材それぞれのカットも大きめで、こちらも食べ応え十分です。
ちなみに、優しい味わいと先述しましたが生姜の効果も相まって味はしっかりしていますし、汁も多めなので個人的には更にミニパック豆腐を加えても美味しくいただけそうな気がしました。
白飯との相性ももちろん良いのですが、糖質を気にされれる方は、豆腐での置き換えもおススメです。
まとめ
秋田市のスーパーマーケット【ナイス】で2025年かやきレシピコンテスト・グランプリ賞の「麹香る発酵美人かやき」をいただきました。
- 秋田県の100年フード「かやき」を惣菜で商品化
- 1パック税込431円で、レンジだけで手軽に楽しめる1人鍋はコスパ・タイパ抜群!
- タンパク質&野菜もしっかり摂れるので栄養バランスも◎!
という訳で、秋田県の発酵文化と食文化がしっかり融合し、栄養バランスも良く、尚且つお手軽に食べられると言う単身赴任先での食事にしっかりマッチしてくれるお惣菜でした。
かやきレシピコンテストの他のエントリー作品もバラエティに富んで美味しそうですし、メニューとしての自由さや奥行の深さを感じます。
今後も様々なメニューの商品化に期待したいですね!


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