【音楽クリエイター・日景健貴】音で描く故郷の風景

秋田県大館市から音楽を発信している人物がいます。

それが音楽クリエイター・日景健貴さんです。

彼の作品には、地元への深い愛情と、音楽への情熱が込められていると思います。今回は、日景さんの活動や音楽スタイルについてご紹介します。

プロフィール紹介

鷹巣のセブンイレブンに配布されていたクリアファイルより

日景健貴(ひかげ けんき)さんは、秋田県大館市出身の音楽クリエイターです。

大学在学中(2013年)にギターを始めたことをきっかけに、音楽制作の世界へと足を踏み入れました。

独学でDTM(デスクトップ・ミュージック)を習得し、VOCALOIDを活用した楽曲制作にも挑戦。

ユニークな音楽表現として「ボカペラ(VOCALOID×アカペラ)」というスタイルを確立し、注目を集めています。

主な活動歴と作品

写真AC様より

日景さんの活動は多岐にわたります。

映画『木樵(きこり)』や『グリーフケアの時代に』では、テーマ音楽の制作を担当。

CMソングでは、秋田市の化粧品店「はせがわ」の楽曲(「御身」・「カロエ」)を手がけるなど、地域に根ざした作品も多くあります。

また、音楽プロジェクト「HIMOROGI」名義でアルバム『Caramelo』『JIU』などをリリース。

ジャンルにとらわれない自由な音楽性が魅力です。

さらに、ラジオ番組「日景健貴のMusic Archive」ではパーソナリティとしても活躍し、音楽の裏側や制作秘話を発信しています。

昨年に続き、今年の8月17日(日)も大館市御成町の「いとく大館ショッピングセンター」にてミニライブを開催し、私も見に行ってきました。

開演前には行列ができていました。

静かな曲調が多いのですが、ライブはしっかり盛り上がっていましたね。

執筆当時最新のトピックスとしては・・・ライブの時にもお話されていた、4thアルバム「夢解(ゆめとき)」の発売が25年9月24日に決定していました。

音楽スタイルと制作手法

写真AC様より

日景さんの音楽は、繊細でありながら力強く、聴く人の心に静かに響きます。

DTMを駆使した楽曲制作では、音の重なりや空間の演出にこだわりが感じられます。

作詞においては、言葉の二重性や余白を大切にし、聴き手の解釈に委ねるスタイルが特徴的です。

自宅でのホームレコーディング環境も整っており、機材やソフトウェアにも強いこだわりを持っています。

地元とのつながり

日景さんの音楽活動には、地元・秋田への深い愛情が込められています。

北秋田市の応援ソング「あいとよむ(相響む)」では、地域の人々とともに制作を行い、地元の魅力を音楽で表現しました。

また、大館市の映画館「御成座」への楽曲提供や、地域イベントでの演奏・講演活動など、地元とのつながりを大切にしながら活動を続けています。

今年に入っては秋田内陸縦貫鉄道「合川駅」の駅メロに楽曲「アジサイ」を提供。

電車の到着に合わせて約17秒間駅内に流れます。

この間、実際に聴きに行ってきましたが、スピーカーから勢いよく流れてきました。静かなメロディーを想像していましたが、CD音源をそのまま流す感じだったので少し驚きました…

紫陽花は北秋田市の花にもなっており、合川地区には紫陽花の名所「翠雲公園」がありますね。先述の「あいとよむ」の楽曲にも紫陽花が出てきます。

大館のみならず、北秋田市とも関係性が深いアーティストと言えると思います。

まとめ・おすすめのシーン

写真AC様よりイメージ

日景健貴さんの音楽は、静かな印象ですが地域に新しい風を吹き込み、人と人をつなぐ力を持っています。

彼の活動を通じて、大館市をはじめ、秋田県北部の魅力や文化がより多くの人に届くと良いなと思います。

これからも、彼の音楽がどこまで広がっていくか、楽しみに見守っていきたいと思います。

私は楽曲はSpotifyで聴いていますが、元々の知る切っ掛けはYoutubeでしたし、もちろんCDも販売しております。

おすすめのシーンとしては…

といったタイミングで聴くとより良さが噛み締められると思います。

下記にリンクを貼っておきますので、皆さんが知る一助になれば幸いです。

その他リンク

◇日景健貴オフィシャルWEB

HIMOROGI-SYNC オフィシャルWEB

びびた

北秋田市生まれ。 東北を(ほぼ)一周回った結果、地元に落ち着きました。 20年4月より秋田市と北秋田市の往復生活を始めました。 普段の暮らしで体験したこと・おススメポイントを紹介したいです。