全国にはその土地土地で様々な郷土料理があります。
焼き鳥も、鶏肉を串にさして醤油だれや塩で味付けしながら焼き上げる…と言うお馴染みの食べ方だけではなく、形や使うお肉の種類ももっと自由で、本当に色々な”やきとり”があるなぁと思います。
仕事柄、商品を考えている時や出張先で様々な地域の食文化に触れるのですが、特に福岡県久留米や長野県上田市の焼き鳥が気になっていた今日この頃。
そんな折、シルバーウィークに横手市の秋田ふるさと村にて、開催されている【YOKOTEやきとりフェス】に当地のお店が出店されるということで、立ち寄ってみました。
出店者・購入のシステム
【YOKOTEやきとりフェス】は、2026年9月19日~9月23日のシルバーウィーク期間中に、横手市「秋田ふるさと村」で開催されているイベントです。

出店者

- やきとりシバタ(横手市)
- 食い道楽 本店(横手市)
- 炭焼ホルモン ぴょん吉(横手市)
- 炙り処 友(秋田市)※21日お休み
- 焼とりや ちくぜん総本店(山口県長門市)
- 炭火焼き オレたちの絆(福岡県久留米市)
- 玄奥(香川県丸亀市)
- やきとり番長(長野県上田市)
- 高知の魚家さん(高知県)
香川県からは名物の丸亀骨付き鳥、高知県に至ってはカツオを焼いていたので、本当に様々なメニューを楽しむことができます。
他、キッチンカー、ドリンクブースあり。ホップの産地らしく、ビールの醸造所も出展されているので、焼き鳥と合わせる飲み物も現地で揃います。
支払いシステム

各ブースでは現金のやり取りはありません。
まずは、会場入り口にある本部テントにて、500円分×2枚綴りの共通券を1口1,000円~購入します。そして、各ブースに設定されている枚数を商品と引き換えに渡して支払いとするシステムでした。
予め、各ブースで1パック購入するのに必要な枚数がマップに記載されているので、どのくらい買えば良いか当たりは付けられるのが良いですね。
また、現金のやり取りを省くのは、昼前の行列を見ると効率化にも繋がっているので、良いなと思いました。
実食
上田名物 美味だれ焼き鳥(by やきとり番長)

美味だれ焼き鳥とは…
一言でいうと、「焼き上がった焼き鳥に、すりおろしニンニクたっぷりの醤油だれを後からかけて食べる焼き鳥」です。
美味だれは、単なる甘い焼き鳥のタレとはかなり違います。定義としては、すりおろしたニンニクを入れた醤油ベースのタレ。
ニンニクの存在感が非常に強く、「ニンニク風味の醤油」というより「ニンニクたっぷりの醤油」と表現されるほどです。

パックを開けると・・・購入してからかなり時間が経っているのにも関わらず、炭火の香りがリビングいっぱいに広がりました。
会場に長く居ると、自分自身も燻されそうな煙の量でしたが、この炭火の香ばしさが食欲を掻き立てますね。

そのまま食べても炭火と仄かな塩味でとても美味しいのですが、真骨頂は美味だれ。
家族でシェアするのでかけないでつけたれとして使いましたが、コレは本当に味わい深い!
お酒はもちろんですが、ご飯のおかずとしてもいけますし、なんならこのタレだけでご飯が進んでしまいました。
久留米焼き鳥(by 炭火焼きオレたちの絆)
福岡県久留米市を代表するご当地グルメの一つです。一般的な「鶏肉中心の焼き鳥」とはかなり違い、豚・牛・馬・魚介・野菜まで串にする、非常にバリエーション豊かな焼き鳥文化が特徴です。
久留米市は日本屈指の「焼き鳥店の密集地」とされ、久留米市公式観光サイトでは、室蘭・東松山・今治・長門・美唄・福島と並ぶ全国7大焼き鳥の街の一つとして紹介されています。

久留米焼き鳥は圧倒的に塩味が多いらしく、今回の盛り合わせ「ダルム・つくね・鶏皮・ウィンナー・豚バラ」も塩味でした。

その中でも特徴的なのがこの「ダルム」。豚のホルモン(直腸)を指します。
聞きなれない名前ですが、これはドイツの医学用語が焼き鳥文化に入り込んだものとされています。
久留米には医大・医学部があり、医学生が学ぶ用語にドイツ語が多く使われていたことが背景になっており、腸・白モツ→ダルム、ハツ(心臓)→ヘルツ、動脈→センポコという名前になっています。
本場のダルムは、肉厚でボイルホルモンでは絶対に味わえない美味しさです。
敢えてクセを適度に残しているとのことですが、ホルモン好きな方にはより美味しく食べられる味わいになっていると思いました。
まとめ
という訳で、以前から気になっていた長野県上田市「美味だれ焼き鳥」、福岡県久留米市「久留米焼き鳥」を現地の名店の提供で食べることができました。
どちらも美味しかったのですが、家まで持ってきて食べたので、それでも本来の美味しさからは劣るのは否めないとは思います。
やっぱり現地で焼き立てを食べたいなと改めて思いました。
ちなみに、実はふるさと村に行ったメインの目的はコチラ「隙あらば猫 町田尚子絵本原画展」でした。

様々な美術展に行っていますが、自分の過去イチ濃密な作品展でした。
- 町田尚子先生のファン
- 猫が好きな方
- 京極夏彦先生のファン
いずれかに当たる方は行って損はないと思います。会場で絵本作品も読むことができるので、小さめのお子様とも十分楽しむことができます。


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